著者 | 高桑信一 |
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発売日 | 2013.02.25発売 |
販売価格 | 1,045円(本体950円+税10%) |
失われつつある山の民の姿を活写し、単行本刊行時各紙誌で絶賛された高桑信一氏の代表作が、ヤマケイ文庫に!
品種 | 書籍 |
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商品ID | 2813047480 |
ISBN | 9784635047487 |
ページ数 | 384 |
判型 | 文庫判 |
書名どおり、日本各地で、山で生きる市井の人々の姿を活写した名作です。
もとは「渓流」(つり人社)に連載され、取材期間は10年にも及ぶものでした。
2002年、つり人社から単行本が刊行されると、各紙誌で絶賛されました。
著者の高桑信一氏は、登山を通して独自の視点で「山」を表現してきましたが、
本書ではそこで暮らす人の姿が主題となっており、
登山の域を超えた作家となる端緒となった作品です。
狩猟をはじめ、山での暮らしが注目される今、本書は新たな価値を帯びています。
高桑信一 1949年、秋田県生まれ。電電公社からNTT勤務を経て02年退社。
「ろうまん山房」を設立してフリーランスに。主に取材カメラマン、ライター、渓流ガイドとして活動する。著書に「一期一会の渓」「山の仕事、山の暮らし」「希望の里暮らし」(つり人社)「道なき渓への招待」「古道巡礼」(東京新聞出版局)「渓をわたる風」(平凡社)「森と水の恵み」(編著・みすず書房)などがある。
内容
1只見のゼンマイ取り
2南会津の峠の茶屋
3川内の山中、たったひとりの町内会長
4檜枝岐の山椒魚採り
5足尾・奈良のシカ撃ち
6只見奥山、夫婦径
7奥利根の山守り
8会津奥山の蜂飼い
9仙人池ヒュッテの女主人
10檜枝岐の雪が極めたワカン作り
11越後山中に白炭を焼く暮らし
12谷川岳・遭難救助に捧げた半生
13尾瀬・冬物語
14森のひとの、夢を育むヒメサユリの花
15岩手・浄法寺町の漆掻き
16朝日・飯豊の山々とともに生きる
17西上州、猟ひと筋の人生
18さすらいの果てに黒部に環る
19秩父の天然水に魅せられた半生
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